奄美大島CSAプロジェクト

奄美大島ではじまる地域支援型農業=CSAについてのページです

北海道で見てきたこと①

メノビレッジ長沼さんでの視察で、

拝見させてもらったり、お話をうかがったあれこれを書いていこうと思います。

 

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奄美大島にとって良いことをするということを共通の目標にする】

 

とにかく、

つくる人もたべる人も、この理念を大事に、フェアにつながるチームになりたいと思います。

 

 

奄美大島にとって良いこと、となると、

本当に多岐にわたるアプローチが出来ると思います。

生きるという営みの全部が繋がっているから、どうしても壮大になってしまいますが、

実際にやることはコツコツと、少しずつ、一歩一歩積み重ねていこうと思います。

 

じわじわと、島に住む人の幸福度が上がっていけるような取り組みにしたいと思ってます。

 

レイモンドさんとの打ち合わせでも、

はじめから全部は一気に出来ないから、

はじめは1つのプロジェクトを上手くやって、絆を深めていくように長いスパンでやっていくことが大事とお話してくださいました。

 

さて、

今回のCSAのこととは少しズレるかもわからないのですが、大切に思ったことを今回は書いていきたいと思います。

 

 

 

 

奄美大島で栽培が盛んな作物は、

さとうきび

それから

たんかん、パッションフルーツ、すもも、マンゴー、などの果物

 

になると思います。

 

これらは主に、内地に向けてのものが多いように思います。

 

島に住んでる人は普段、

毎日パッションやマンゴーか食卓に並ぶかといえばそうではないですよね、、

(たんかんは、季節になれば毎日食べるでしょうか?)

 

島を豊かにするためにまず1番はじめに取り組まないといけないのは

主食となるお米の栽培だとレイモンドさんはお話してくださいました。

 

砂糖や果物をいくら作っても

主食ではなく嗜好品である以上

食べる量はそんなに多くないです。

 

減反政策のこと、

そこからの流れで田んぼできる土地が少ないこと

奄美の米は美味しくないこと?

(かつて、そうだったとお義父さんは言っていましたが…品種を工夫すれば美味しいお米にありつけるのでしょうか?)

 

色んな理由があるのだと思いますが、

もし、島で暮らす人の主食であるお米を島内で自給することができたら、

どれだけ、島外に流れていたお金がわたしたちの元に流れるのでしょう。

 

幸せの経済学でも取り上げられていましたが、地元にとどまったお金はそのあと3回地元を駆け巡り、その町の経済効果は数倍にもなるそうです。

 

今回の北海道視察で感じたことは

とにかく一次産業が充実していれば

二次産業、三次産業…と、数珠つなぎに発達していくということです。

 

 

 

1番大切な一次産業に携わる人たちを支えることで、自然と地元に仕事が増え、雇用が増え、人が増え、お店やサービスが増えて、すてきな町が出来ていき、

ぜんぶが循環していく…

 

 

そんな、夢のようなことを、

本気で夢みて一歩一歩歩んでいけたらと思いました。

 

 

お仲間募集中です!

お問い合わせはお気軽に!

奄美大島CSAプロジェクト

 amami.csa@gmail.com

 

メノビレッジ長沼へ

奄美大島からメノビレッジ長沼さんをたずねて北海道に来ています。

 

来月10月下旬に

レイモンドさん(以下レイさん)と明子さんを奄美にお招きして、

2度目となるお話会についてのご相談と

 

11月には奄美CSAプロジェクトのメンバーでメノビレッジ長沼さんの取り組みを拝見するために北海道に遠征する下見兼打ち合わせです。

 

当たり前ですが

北海道は奄美大島と全く違って

(そりゃそうだ)

 

広大な敷地がどこまでも広がり、

視界を遮るものが本当に少なく

大地は植えられた作物によりパッチワークのように美しくカラフルに彩られています。

 

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(レイモンドさんと、メノビレッジ長沼を山の中腹から眺めているところ)

 

 

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(加工できる場所)

 

お忙しい時期だというのに、

丁重にもてなし、対応してくださったメノビレッジ長沼のみなさんには本当に感謝しています。

 

CSAをこれからゼロベースから創り上げていくにあたり、

わたしたち運営側は

つくるひと、たべるひとの

中間の役割を担っていきます。

 

そんな中で

とにかく

 

奄美大島にとって良いことをするということを、共通の目標にする】

 

という、

柱になる、大事なコアの部分を確認できました。

 

 

これから少しずつかもしれませんが

今回の視察で学んだことをこちらのブログでシェアしたいと思ってます。

 

 

(伝えたいことはとにかく盛りだくさん!わたしの文章力が対応できるかどうか!!)

せっかくの機会で感じたこと、

1人でも多くの方に届きますように

がんばります!

 

 

 

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奄美大島CSAプロジェクト

amami.csa@gmail.com

 

 

 

 

幸せの経済学 上映会

先日、せとうち物産館と加計呂麻島展示体験交流館の2会場で、映画幸せの経済学の上映会が行われました。

 

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瀬戸内町だけでなく、名瀬や宇検村、内地から奄美に滞在中(東京、神奈川、千葉から!)という方も足を運んでくださいました。

 

奄美でCSAをはじめるにあたり、ローカリゼーションのもたらす恩恵などを共有することができました😌✨


 

集まった人同士の交流も生まれて、これからに繋がる1日となったのではないかと思います。


 

お忙しい中足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!

 

奄美大島CSAプロジェクト!


奄美ではじまります!
地域支援型農業=CSA 事業
(Community Supported Agriclture)


地域支援型農業(CSA)とは
特定の消費者が、生産者と農産物の種類、生産量、価格、分配方法等について、代金前払い契約を結ぶ農業のことで、地域が支える新たな農業の一形態として注目されています。

 

つまり、
地域の人たちで地域の農業を支え、
作り手と食べる人がともに恵みとリスクを分かち合っていこうという取り組みです。

(メノビレッジ長沼さんは、かかりつけの医者や美容師がいるように、かかりつけの農家をもつ、と表現されていました。なんだか素敵!)

 

海外ではすでに、数多くのCSAモデルが実施されています。

 

現状、島のスーパーに並ぶ野菜のほとんどが内地からのものです。

わたしたちは、日々の食べ物を島外に頼っている状態で、作り手とのつながりも分断され、もちろんお金も内地へ流れます。

それが、もし地域内農業が実施できれば、

お金を地域内(島内)にとどめることができ、

生産→加工も地域内で行えば雇用も創出できます。

輸送にかかる無駄なエネルギーも必要ありません。(環境にも負荷をかけない)

なにより、分断されていた農家さんと食べる人のつながりを取り戻すことができます。

 

食べ物を商品として、お金を払って手に入れていたものが

そこにお金にプラスして、感謝の気持ちも行き来し、循環するようになります!

 

 

つまり、

人々が地域で農作物のやりとりを通して、より良い暮らしをつくっていくことに繋がります!!!

 

このプロジェクトには、ひとりでも多くの人の賛同が必要です。
島だけの話にとどまらず、地球規模でも
よい影響を響かせることができます。


一緒にわたしたちの未来をより良いものにしていくために、はたらきかけていく仲間を大大大募集してます!

 

ともに手をつないでいきましょう😊💕✨