CSAプロジェクト勉強会!
10月29日、北海道からメノビレッジ長沼さん(レイさん、明子さん)が奄美大島に来ていただき、具体的な勉強会を行いました。
CSAに興味のある方が町内外から30名ほど集まってくださいました。
ありがとうございます!
レイさんや明子さんは、全国、ときには韓国などの外国へも、この取り組みを広めるために講演してまわっているそうです。
今回の勉強会では、
ただのトップダウンの講演会ではなく、
ともに豊かな未来をイメージできて、楽しさを分かち合える会にしたい、との提案をレイさん、明子さんからいただいていました。
ということで、
冒頭には瀬戸内町でのお金の動きについてのデータを共有したところで
(こちらも後々詳しくブログに書きます)
(ざっくりいうと、今消費している食費の10%を地元産のものに切り替えるだけで、地域に回るお金は144人分の雇用を創出できる計算になる、ということです!)
島の野菜で想いのあるシェフに料理をしてもらい、それを味わいながら
島の食材でこんなことできるね!
と、楽しく盛り上がる会になればと思い、
じゃ〜ん、
島野菜ビュッフェ!
古仁屋にあるレストラン、Ribさんにご協力いただいて、
島の野菜をおしゃれに、美味しく、調理していただきました。
(本当にありがとうございます!)
メニュー
- 長命草の生春巻き
- 長命草、ハンダマ、ツルムラサキの黒ゴマ和え
- きび酢、島にんにく、島醤油のマリネ(長命草、ハンダマ、ツルムラサキ)
- 島かぼちゃのサラダ
- ハンダマのキッシュ
- 島かぼちゃのキッシュ
- 島豚のローストポーク ツルムラサキのソース
- 島豚と島野菜のジンジャーソース
- ツルムラサキのクレームブリュレ
- 島みかんのクリームチーズ
- 洛神花のジャム
島の食材だけで、こんなに美味しく豊かな食卓ができるなんて!
とくに、長命草の生春巻きは、長命草がいい具合にスパイシーで、パクチーほどのクセもなく食べやすくて、
大発見!
島に、もともとあるものなら、農家さんも育てやすい。
食べる人が美味しく調理するレパートリーを増やしていくことも、豊かな食生活を支える一端なんだと改めて気づきました。
そして、
北海道から、メノビレッジ長沼さんの粉と、島の黒糖、ざらめ、ごまでつくった
黒糖ごまロール!
どれも、これも、本当に美味しく、
みんなで絶叫(絶叫していたのはわたしだけだったかな…?笑)しながら食べました。
そのあとは、
参加した人たちで自己紹介と、瀬戸内町のいいところ、困っているところなんかを共有しながら
当CSAの取り組みの方向性について考える機会になればと思いました。
沢山の立場から、沢山の意見、想いが出て、それぞれで共有しました。
とにかく、今回集まってくださったひとたちが共通して思うことは、
自分たちの暮らす島を良くしたい、
未来をより良くしていきたい、
と思っている方ばかりだと思うのです。
そのなかの、取り組みの一つとしてのCSA。
生きるうえで欠かせない、大事な食を支える農家さんを食べる人たちは家族のように大切に思い、
農家さんもまた、食べる人の顔が見えるぶん、より美味しく体にいい作物をつくろう、と思うようになる(明子さん談)
という、
まるで町の人々が大きな家族のようにゆるやかにつながる、そんな取り組みになってほしいな、とわたし個人としては願っています。
さて、
今回北海道から来ていただいたメノビレッジ長沼のレイさん、明子さんは
滞在中も町長や農林課長と対談をしたり、ヒヤリングしたり、ラジオ収録したりと大忙しでした。
その、収録したラジオの放送予定を告知します!
エフエムせとうち(76.8MHz)
10月31日 10:00〜、14:30〜、20:30〜
再放送
11月7日 21:00〜
放送予定です。
瀬戸内町のかた、どうぞチェックしてみてください!!
\お仲間募集中です!/
お問い合わせはお気軽に!
奄美大島CSAプロジェクト
amami.csa@gmail.com